2019-03-01から1ヶ月間の記事一覧

すこしづつすこしづつがたいせつ

久しぶりに経堂のすずらん通りのpetit a petitに寄ってみた。赤ワインと冷製スープとパンを頼んだ。冷製スープが素晴らしくてずっと手をつけずに見入ってしまった。このお店はずっとあって欲しいと思ってる。petit a petit 、まさにそんなお店だ。

今日は、とても盛りだくさんの日だった。そして今ようやく、仕事場に戻って、ほっ一息、ということできょうさいごの音楽は、サミュエル・バーバー https://www.youtube.com/watch?v=fRL447oDId4 https://www.youtube.com/watch?v=fRL447oDId4

お花見は今週末かなって決めたのに

つぼみはまだ固い、お花見は今週末かなって決めたのに、何やら気持ちがざわざわして、あまり仕事も手がつかない。まだ2~3時間しか経っていないから急につぼみが柔らかくなる訳ではないのだけれど、何となく気持ちがむずむずする。やはり桜の花には妖しい何…

さて今年はどんなお花見に

2分咲きというところかな。今年も宝野公園・富士見通りの桜の開花が始まった。ずっと同じように見えるお花見だけれど毎年少しづつ変化する。数年前から急にちっちゃな子供たちを連れた家族連れが多く訪れるようになり、昨年はどこから聞きつけてきたのか、外…

でも思った、これほどの本にしてようやく

最近、みじかにいる人が一冊の本を出した。あぁ、君はそんなことを考えていたんだと初めて気がついた。あらためて本の持つ意味について考えている。 2017年3月26日きのうお客さんがあった。こんど、なんかやりましょうというお話であった。やりましょうとい…

久しぶりにいいことを学んだなぁと思った

3.24辺野古を埋めるな首都圏大集会に東池袋中央公園に行ってきた。デモに参加するのは、安保法制反対の時に国会前に行って以来だ。参加しているのは、僕の同年輩やそれ以上のおじさんやおばさんがほとんどだった。それに比べて歩道にずらっと並んでいる私服…

『いいですね』などと

これを書いたのはもう7年前だけれど、この国にもう風流も何もあったもんじゃなくなってしまったなぁ。 2012年3月20日シラカシやソヨゴやクロモジなどを植えて、水撒きも終わって、出来立てのお庭を愛でながら、『いいですね』などと、お茶と最中などを頂いて…

あぁこれでようやく今週も心静かに

ちょっと大変だった今週もそろそろ終わりかなって思っていた頃に、ちょうどラジオからカバレリア・ルスチカーナが流れてきて、あぁこれでようやく今週も心静かに終わることができた。https://www.youtube.com/watch?v=GmixonmWVdc

生まれて初めて、とてもしっくりする世界に出会えたような気がした。まわりにつらなる風景のやわらかさ、しごとというもののあるべき姿、いとおしく思える道具たち、そして人を好きになるということの持つ静かさなどについて。松家さんの新しい本、光の犬も…

花待月に

こんなお花見の会の主催も去年で終わりにしてしまった。 それでも「 これといって贅沢,珍味をてらうものではない, 手料理の茶事をともにかみしめ,味わう気分を大切に」することを忘れたくはない。 2016年3月20日お花見に行ってきた。まだちっとも咲いてい…

あらゆる人間関係の中で

昨日はHさんとお昼を食べた。天ぷらをつまみながらビールを飲んだ。Hさんとは40年前に出会った。そして一緒に仕事をした。いろんなところに連れて行ってくれた。3年前に二人目の先生に出会った。その先生に音楽を習ってる。あと何年生きるのか分からないけれ…

ちょっとオールド・ファッションのようなのに

とっちらかった人生ほど愛おしい、ということを教えてくれた。 2017年3月20日 ぼくには映画がいい。きのう見た映画「マギーズ・プラン」。ここ1~2週間しんとした小説を読んでいた。だからもっと静かに生きなきゃと思った。きのう久しぶりにイーサン・ホー…

あとはまたそれから考えればいい

歩いて耕して食べる、歩いて耕して食べる。ただ、それだけでいいと思う。 2018年3月16日おばあちゃんが大切にしておられた庭、木々は大きく育ち長い時間をかけて集められた草花たちは元気に育っていた。どうすればいいかわからなかった、だからお庭のまわり…

目があった時にはびっくりした

室生犀星が「庭をつくる人」なんていう本を書いているなんてずっと知らなかった。本屋さんの棚で目があった時にはびっくりした。 2016年3月11日 基本的に訳もなく小さなものが好きだ。車も家も店も会社も町も。それでここのところおもしろいなぁと思うのは小…

鶴見俊輔さんてこういうひとで

なんだかいいなぁ。とてもわかりやすいのに、とても深くて。詩なんだけれど、散文でもあって、そんなことどうでもいいよねぇ。 2016年3月9日新聞の切り抜きをしていて、気になるなぁと思いつつも、そのままにしていたのだけれど、どうも気になるなぁがだんだ…

すっかり忘れていたけれど

とってもなつかしくもあり、とってもハイカラでもあり、ノイバラがいい。 2012年3月7日再びのお庭文学、ノイバラと江戸の植木屋清蔵、主役ではないが、お庭のひととしては、これらばかりに目が行く。コッツウォルズのオープンガーデンなんて言うのも出てきて…

例えば右と左に分かれる道があって

「パイロット・フィッシュ」大崎善生著を読んだ。10年ほど本箱の隅でずっと埃をかぶっていて、昨年夏の大掃除でようやく発掘された。いつもレモン色のワンピースを着ている由希子さんと、いいやつだけれど由希子さんに「人生の方向音痴」と呼ばれてしまう山…

ちょうどいいゆらゆら歩きがいいなぁと

何事もやわらかいことが好きなのだと思う。軽いことが好きなのだと思う。で、小さいことも。それだけでは生きられないのだけれど。 2015年3月10日 道のデザインが好きです。このところしばらくカチカチと音がするような直線、直角の道をつくっていたのですが…

おうちだの、お庭だのと

ちょっとおかしな時代になってきた。でも荷風さんだっておかしなおじさんだった。こういう時代だからこそ、荷風さんのようにおうちだの、お庭だのと言い続けていきたいと思う。 2012年3月4日 お庭文学というのがあるだろうと、そんなのを探してきては読んで…

どっちがいいかっていったら

みんなおもいおもいに気楽な格好をして、パトリシア・プティポンなんかは青いざっくりしたセーターにストールがなんともさりげなくて、場所は荘厳な石造りの教会みたいなところで、なんだかみんなばらばらみたいだけれど、ちっともばらばらじゃなくて、こう…

お庭にミツマタの花が咲いている

でも、ぼーっとお茶を飲めるような場所がなくて、そこがとても残念だ。 2016年3月3日 ミッドタウンに行ってきた。水辺に菜の花が咲いていて、ミツマタの花も咲いていて、ここのランドスケープは好き。六本木の街の真ん中に里山がふわりと降りてきたようで。…

数十年経ってようやくそんなことを

今日は金曜日だから、そして日ざしは春だから、お昼は隣のこはるびカフェでいただくことにして、ただそれだけでは春が来たなぁと思うには足りないから白ワインも注文したら、すっかり気持ちよくなってしまって、やっぱり地域にはカフェが必要だなぁと思った…

「素敵な気がすうっと流れただけ」かもしれないのに

わぁーなんとすてきな! 2017年3月8日茨木さんはいつも鋼のようにまっすぐでぴしゃりとしておられるのだと思ってきたのだけれど、ちょっと知らない茨木さんがいた。「 ただ透明な気と気が/触れあっただけのような/それはそれでよかったような/いきものは…

昨日伺ったお家の玄関灯がよくて、決してかっこいいとか、うまいなぁとかいうのではないのだけれど、日本中探しても世界中探してもこんな玄関灯はなくて、わぁいいなぁと思ってしまった。もうすっかり僕たちの中にある”いいな”思う基準は狂ってしまっていて…

奥山だけでもだめで,里山だけでもだめなのだな

里山ばかりが脚光をあびるけれど、奥山あっての里山なのだから。 2015年3月3日 里山の向うには奥山があるんだよ,そこには神さまが住んでおられるのだよということを知ったのはもうずいぶん前のことで,ひどく腑におちたのだった。それでもまだ頭の中だけで…

「庭のベンチ」でなきゃ

ベンチというのは何だかいいもので、そこにいつもおじいさんやおばぁさんが座っているようで、小説一冊分の何かがあるように思う。だからいつもベンチも作りましょう、というのだけれど、なかなかハイいいですよ、ということにはならない。こういうベンチな…

どっちがいいかっていったら

みんなおもいおもいに気楽な格好をして、パトリシア・プティポンなんかは青いざっくりしたセーターにストールがなんともおしゃれで、場所は荘厳な石造りの教会みたいなところで、なんだかみんなばらばらみたいだけれど、ちっともばらばらじゃなくて、こうい…

とにかく生き続けて行き着くところは

とっても生きるのに苦労した人だけれど、それでもおかしいし、楽しいし、とぼけているし。とにかく生き続けて行き着くところはそこなんだろうなぁ。 2015年3月2日 好きだなぁと思える人にはそんなに出会える訳ではないけれど,ロベール・クートラスという人…