若い人たちが思い思いに楽器を奏でたり、歌ったり、踊ったりしている百万遍あたり。西部講堂があって、日仏学館があって、進々堂があって、メルヘンというジャズ喫茶があって、このあたりはいつだって，自由で，ハイカラでちょっとだけ学問のにおいもするか…

夕方、御所あたりから賀茂川沿いを歩いた、とにかく歩きくたびれるまでって。これまで橋の上から、賀茂川を見ることがあっても沿って歩くことがなかった。ここのところぼんやり思っていた。京都は賀茂川だよなって。町家もお寺もお庭も、みんなみんな宝もの…

京都大学YMCA会館の建物、前に来た時に出会ってなんともこの赤がいいなと思った。そうしたらまた昨日も出会ってしまった。 なんと建物の奥からピアノのおさらいをする音が聞こえてきた。chopinらしい、なんだろうなんだろうと考えていたら，「英雄ポロネーズ…

１軒の気に入りのコーヒー屋を見つければ、もう充分にその町が好きになると思う。そしてその店に来るために，その町に通うようになる。 全てが控えめな yukei salon de the、お庭も家具調度も音楽も、そして静かな人たち。だから苔の上に落ちたエゴノキの白…

母のところに来るといつも思う、土に近いところに住むべきだと。小さくていい、どんなに小さくてもいいから、土に近いところに住むべきだと。年老いれば老いる程、土に近いところに生きなければと。

それでも重いすき焼きの食材をぶら下げて，歩き続けた。そしてついに分かった。きのうきょうできた多摩ニュータウンとは訳が違うのだ，ここは万葉の道，万葉人たちが，こんな典雅な歌を詠みながら歩き続けた道なのだ。 子持山 若鶏冠木の 黄葉つまで 寝もと…

ここ平城ニュータウンでも事情は同じらしい。近隣商店街の崩壊。だから駅前のスーパーまで行くことにした。だけど買い物を終えて驚いた93才と65 才の老人二人のすき焼き用の材料なのにこれがやたらに重い。ようやく，世に言う買い物難民問題を実感した。だか…

今夜は何にすると言うから，ああでもないこうでもないと言いつつも結論はいつも決まっていて「すきやき」それが関西の家族の定番になっている。今更，すきやきがごちそうでもないだろうし、牛肉があまりおいしくなくなったせいか、確かにそれほど大感激する…

なぜか京都、老母のところに行く前にyukei salon de the こんなところで，マーク・ロスコに会うなんて，ルイス・バラガンに会うなんて，こんな爺さんになりたい一番のボナールおじさんに会うなんて，アンリ・カルチェ・ブレッソンに会うなんて，アルバ・アア…

いよいよフィナーレ60s radio, stand by me 遠くからこの曲が流れてくるとどうして，こんなに涙が流れてくるんだろう

さぁ，みんなさけんでるかい！「男が女を愛するとき」、いよいよ至福のラジオが終わる

さぁ，みんな踊って歌ってるかい,ロリーポップだぜ！

さぁ，みんな踊ってるかい、カレンダーガールだぜ！

さぁ，みんな踊ってるかい、悲しき雨音なんだぜ

さぁ，みんな踊ってるかい、監獄ロックだぜ！

さぁ，みんな踊ってるかい、be my baby!

さぁ，みんな踊ってるかい、rocomotion!

いろいろ問題はあるけれど，やっぱりぼくたちは、nhkを支えなければい けない。こんなに幸福にしてくれのだから。だから今日はなぜか京都の老母の家で一日踊ってる。「闘うな，踊れっ！」山田風太郎だって言ってるじゃないか http://www4.nhk.or.jp/zanmai/x…

ちょっと郵便局まで往復しただけなのに夏がいっぱいで、気持ちのいい季節。この１０余年ちょっとづつ手を加えて，ようやくすこし野生の庭になってきた。ジル・クレマンのが「谷の庭」なら、ぼくのは「だんちの庭」。今日は格別にそんなこと思うのは夏のチカ…