2014-01-01から1年間の記事一覧

おっとりぷっくらした須賀さん

久しぶりの横浜、須賀敦子展、須賀さんはなんと言っても手紙がいいな、おっとりぷっくらした須賀さんの写真の横で、インクで書かれた手紙を読んでいると、とても近しく感じる。おられそうで、おられない人。松山巌さんへの手紙がいい。

なにごとも何となく何となく

いい天気、今日は何となく始めて何となくもう3回目のつるまきマルシェ、お店の数もすこしづつ増えてきて、なにごとも何となく何となくというのがここの空気にあっているかもしれない

会場に居たのはほんの十数分だったけれど

この年になると会える時に会っておかないとと思う事が多い。安西さんはずっと好きな人であった。で、突然の訃報。展覧会のちらしを見て気になっていたけれど、とうとう最終日になってしまった。すこしだけ時間があったので銀座まで走った。会場に居たのはほ…

確かにこぎれいにはなったけれど

天王寺公園、これも何十年ぶりだったろう。でもなんか様子が変だなぁと思っているうちに少しづつ事情が思い出されてきた。当時、天王寺公園の有料化の話を聞いた時、それもあるのかもしれないと思っていたのだけれど、取り返しのつかない事をしてしまったの…

今回ちょっとバランスが

一心寺さんにお参り。信仰も、文化も、経済も。とってもいいとこ狙てはると思っていたのだけれど、今回ちょっとバランスが崩れてしまったかなと?建築家でお坊さん、高口恭行さんのしごと。

名市長、関一のしごと

アーバン・デザインという言葉を聞かなくなって久しい。久方ぶりに御堂筋を歩いていて、アーバン・デザインってこれかって思った。時代がこんなに混迷に混迷を重ねていても、カタチを持った哲学って色あせないんだ。名市長、関一のしごと。

ちょっと下まで

ちょっと下まで銀行に、いつもはあんなにいやがっているのに、海辺のまちに住むんだって、言っているくせに、いいまちだなぁと思う。秋のお天気のせいもあるし、歩いて行くせいもあるし、やっぱり歩きながら味わうまちというのは美しいのだと思う。だとする…

目立ちもせず、威張りもせず

久しぶりの大阪、久しぶりの天王寺、我が青春の大阪市立天王寺美術館、デートもしたし、食堂でカレーも食べたし、お世話になりました。こんなに名建築なのに、目立ちもせず、威張りもせず、いつも通りそのままでいはる。大阪らしくないようやけど、やっぱり…

https://www.youtube.com/watch?v=I9vaEBS3l1w

ふと気がついたら、出席しますって

もう忘年会だの同窓会だの、っていいよ、って思っているので、ことしはきっぱりと断ろうと思っていたのに、今日来た高等学校の同窓会の忘年会だって、行かないよって決めていたのに、そんなお誘いを読んでいると頭の中で急に「paroles paroles~~」が鳴り響い…

松田美緒さん

https://www.youtube.com/watch?v=hCJm6uEvCPI

べにやさん

この間できたお庭の真ん中にすいれん鉢を置こうということで、いろいろ探しているのだけれど、もう冬だというせいもあって置いているお店も少なくて、困ったなぁと思っていたら、かつてさかんに通っていたべにやさんはということで訪ねてみたら、やはりそこ…

https://www.youtube.com/watch?v=mhbRs-n4BZA

さぁ、週末だ

さぁ、週末だ 今日の憂いは今日にて足れり https://www.youtube.com/watch?v=jbYh4su2HGE

こんなだけれど決して負けてはいないのだと

「ウィーク・エンドはパリで」を見た。この間は「リスボンに誘われて」だったから、1000円ちょっとで、パリやリスボンで遊んでる。どちらも主人公は60余才のしょぼっとしたおっさんだ。そんなおっさんたちが来し方を振り返り、残りの人生、どうする?と言う…

仲良くなってくれればうれしい

今年も生活クラブ生協、協同村まつりにソーラー屋台「たいよう軒」が登場。こうやって、少しづつ少しづつこどもたちと仲良くなってくれればうれしい。

久しぶりにわくわく

現場の帰りに立川の駅の本屋さんに寄ったら、不思議な雑誌につかまって、なんだか最近よく「つるとはな」って耳にするなぁと思っていたらこれだったのかと、ぱらぱらしてみたら、「火山のふもとで」でたいそう好きになった松家仁之さんが編集制作となってい…

これは近くで接するしかないのですが

このあいだ恵比寿のまちを歩いていたら、偶然こんなうさぎを見つけて、いいなぁと思いました。動物をモチーフに作品をつくるアーティストは何人かおられるのですが、とてもリアルなのに、これまで見た動物たちとはまったく違って、なんと言っていいのか、こ…

そんな傍役たちが好ましかった

今回の旅行の終着駅は文字通り門司港だった。ここにもずっと来たかったのだけれど、ちょっと複雑な気持ちになった。近代化遺産の歴史を大切にしようという先駆的な試みだったと思うのだが。それでもほっとしたのは、打ち捨てられたように残るなんでもない古…

こんな巨大な森をつくること

九州と言うと我々にとってもう一つ外せないのが、アクロス福岡でここにもようやく来ることができた。もうこれは屋上緑化とか、壁面緑化なんていうものではなくて、おおきな森で、その森が隣接する公園につながっておおきな緑のかたまりを作っている。屋上庭…

生と死の間をつなぐ風景

風の丘葬祭場もぼくたち風景をつくる仕事をするものにとって聖地のようなものだった。昔、われわれは1日3回ニューヨークのセントラルパークに向かってお祈りを捧げなくてはいけないと言われていたことがあって、結局お祈りを捧げることはしてこなかったか…

日田はやっぱり水のまちで

今回の研修では日田もどうしても入れたくて、かつて仕事の仲間からずっと日田はいい、日田は面白いという話を聞いていたからだった。江戸幕府の天領であったし、水は豊かだし、まわりは良質なスギ林に囲まれているのだから。ところが今回の旅行の準備をする…

白いポットを一つ

今回の旅で一番楽しみにしていたのは、小鹿田焼の窯元の集落を訪ねることだった。バーナード・リーチや柳宗悦が通った山里。あの時代の面影を残している数少ない窯場だということだったから、昇り窯の赤いレンガの煙突が、土をこねる水力のハンマーが、リー…

こつこつとここまで来たんだ

小椋さんの生前葬を数日前のテレビで見た。小椋さん、こつこつとここまで来たんだ。全部聞き直してみたいと思った。 https://www.youtube.com/watch?v=BibF8fy6OSo

「木が大事です」

黒川温泉は有名になりすぎて、でもやっぱり良さそうだったから来てみたら、やっぱりとてもよくて、ずっとこのままであり続けて欲しいなと思った。長い間「アメニティ」ってどういうことなんだろうと考えてきたのだけれど、どうも黒川温泉というのは「アメニ…

「人生は、あきらめからあきらめの旅」

「集まって住むことは楽しい」ってずっと信じて暮らしてきたのだけれど、ここ数年は「もういいやっ」になってしまって、「集まって住むことのなんとしんどいことよ」になってしまっている。でもちゃんとそのことを言葉にできなくて、もうあきらめたって言う…

また夜が楽しい

深夜のBSテレビっ子なんだけれど、かつて「ヨーロッパ路地裏紀行」というのがあって、これも大好きで、「人生は路地裏にこそあり」というコンセプトが見事に表現されていて、でも僕のお気に入りはすぐに打ち切りになってしまうものだから。で、しばらくつま…

パンが好きな方、集合!

今日は雨ですが、近くのお母さんパン屋・モイ・ベーカリーさんがカフェ・ドゥドゥ前でお店を開いています。パンが好きな方、集合!

そういうことだったのだなぁ

熊本には、水田さんと言うアーキテクト・ビルダーがいて、とても楽しそうに仕事をされている。彼がぼろぼろの農家を改装して作ったゲストハウス山ぼうしに行ってごはんを食べてお話を伺った。小さな取手にも、家具にも、庭にも家にも、水田さんという人や手…

さぁまたやろうよと

今年も生活クラブ生協の提携建築士会の研修旅行に行ってきた。数年前から僕が企画を立てることになっていて、自身が興味あるところに行けるのはいいのだけれど、とても気を使う。今年は雑木林を使った風景づくりをしている黒川温泉を中心に阿蘇山麓を巡るこ…