2014-02-01から1ヶ月間の記事一覧

辻さんてそんな人だった

昨晩「山靴の画文ヤ辻まことのこと」駒村 吉重著を読んだ。 いつか、俺の墓に遊びにくればいいじゃないかと言っているようだった。 お墓に遊びに行ってみたいと思った人はいなかったけれど、辻さんてそんな人だった。 http://book.asahi.com/reviews/reviewe…

東京で一番好きな町は三ノ輪の商店街だった

鈴木博之さんがなくなった。で、きちんとご冥福を祈ることもなく、そのままになっていたのであるが、きのうだかの朝日新聞の夕刊を読んだ。この国で、古い建築の保全はなかなか分が悪かったのだけれど、で、なぜ残さなければならないかというと、どうもだれ…

独活と慈姑と蕗と莢豌豆

岩本素白という人に出会った。名前だけは聞いていたのであるが、ここのところ急接近である。独活(うど)と、慈姑(くわい)と、蕗(ふき)と、出たての莢豌豆(さやえんどう)が好きな人だった。もうそれだけでじゅうぶんだと思う。しばらくは素白という人…

何も言ってはいけない

最近は、勝負本というか、今日は危なそうだなぁと思う時には「老子」を携えていく、で会議の前にちらちらと目を通すのだが、そろそろ身についているだろうと、まぁいいかと思っているうちに会議が始まってしまった。「無為のことに処り、不言の教えを行う」…