2013-07-01から1ヶ月間の記事一覧

明日だって暑くなればいい

暑い一日だったけれど、こうやって日が落ちて、極力音量を絞ったNHK FMからベートーベンの1番のピアノ協奏曲が流れてきたりすると、なんとまぁ世界はうまくできているんだろうと思ったりもする。明日だって暑くなればいい、それでも夕方になれば、日は落ちて…

水になれ、水のようになれ

何やら困難が次から次へとやってくる。またかお前と言うかんじである。でそんな時には、最近は老子さんである。「水になれ、水のようになれ」とおっしゃるのだ。困難がすーっと道をゆずってくれそうな気がする。それよりもなりよりも、急に夏、この暑さはな…

かたじけないほどの美しさ

「アルファローバーの木の下で 南ポルトガルの笑う犬」青目海著を読んだ。「気がつけばかたじけないほどの美しさの中にわたしのくらしはあったのである」かたじけないほどの美しさって、どんなだろう。でもそんなくらしがまだ世界の片隅にあるのだなぁ。もっ…

階段を歩いていたら

新しい東京駅のしごとは、やはり評価しなければいけないのだろうけれど、でもどうもずっとすっきりしないものを感じてきた。そのことを的確に論評した新聞記事になるほどそうだったのかと思って、それは天皇制との関係で論じたものであったが、でもそれ以降…

それだけのものであるのだが

これは行かなきゃということで、行ってきた。絵というものは、だからといって、それだけのものであるのだが、でも他のものは、もっともっとそれだけのものであるからして、やはりこのちからを信じてみるとか、賭けてみるとかするしかないのではないかと、こ…

ワインいっぱい、スパゲティひとさら

どんな大きな仕事より、小さな仕事が好きだ。きょう一日の現場の稼ぎで帰りの食堂でワインいっぱいとスパゲティひとさらのような。ランドスケープなどという仕事は、言葉からして大きくて雄大でなくてはならないようなのだけれど、だけれども結局そんな世界…