2012-09-01から1ヶ月間の記事一覧

東京は変われるだろうか

かつて、都市空間のことをビルの谷間とよく言ったけれど、今日、品川の街を歩いていたら、みどりの谷間の下にいた。 台風が近づいて青い空に早い雲、東京は変われるだろうか。

そっと会場の片隅に

小さな展覧会が始まった。出すものないなぁなんて思っていたけれど、この間スタジオ・ムンバイの展覧会で、スケッチ・ブックがいっぱい並んでいた。一つのプロジェクトごとのスタジオ・ムンバイのシルク・スクリーン刷りの表紙がすてきだった。そうか、そう…

読了したかった

「チャールズ・ラム伝」 福原 麟太郎著 講談社文芸文庫を読了した。決して読みやすい本ではなかった、おもしろい本でもなかった。ただただ、淡々とチャールズ・ラムの人生をたどるものだった。それでも読みつづけたかった。読了したかった。理由はよくわから…

いつも思う、ここはいい。

そしてもう一軒、にわとり文庫に寄った。小さな古本屋だけれど、いつも長居になる。「読書の腕前」と「日陰の植物」を買った。いつも60年代のロックがかかっている。いつも思う、ここはいい。

わたしはわたし

西荻窪、Y邸に打ち合わせにいった。フイリヤブランの花が咲いていた。帰りにエル・スールによった。いつもわたしはわたしと言っている。「市中の山居」ってこんなかなって考えた。ここを通るといつも町の中のわたし、という事を考える。

あつくてあつくて、ふぅふぅ

さぁ、帰ろう、恵泉の農場から大きな冬瓜が届いた。さてどんな風に食べようか。 「冬瓜の豚ひき肉あんかけ」、後はことこと煮るだけ。たのしみだなぁ、おいしそうだなぁ。なんといっても恵泉の有機野菜は学生たちの署名入りなんだ。おいしくないわけがない。…

忘れちゃいかん!

すこし困ったなぁと思っている。でもこれでもずいぶん強くなったなぁとも思う。自分でも強くなったなぁと感心するほどである。それでもつい、困ったなぁと思ってしまう。そんなこんなをぐるぐるしていたら、この間再会したばかりの漱石さんが、またふっと現…

今頃気がついてどうする!

人間は、楽しいとき歌を歌うのだな、とんとん踊るのだな、苦しいとき音楽を聴くのだな、風に吹かれたくなるのだな、そしていよいよ追いつめられたとき、本を読むのだな、本を読む人ではなかった僕がいよいよ少しづつ読むようになった、そしていつかは、祈る…

「さよなら夏の日」で終わるなんて

冷たい、くらい雨ではじまった日曜日だったけれど、ダミアの「暗い日曜日」で終わりそうな休日だったけれど、いい日曜日だった。午前中は団地の会議、もう集まって住む事が楽しいことだなんて、区分所有法だなんて、たくさんだと思っていたけれど、10年ほ…

こんなお便りがなによりうれしい。

そしてもうひとつ、この時間になって最後につけ加わった今日のいいこと、6月に竣工したお庭の依頼主Fさんからこんなメールが届いた。「雨の中、秋名菊が二輪咲きました。とても趣があり、まるで日本画の中に紛れ込んだような不思議な気持ちになりました。」…

のっしのっしと歩けと言う

ようやく行って来た、乃木坂。しっかりしろよ、描きつづけろよ、つくり続けろよ、考えてないで、なやんでなんかいないで、ひたすらひたすらと、会場全体から、そんな風に言われ続けているようだった、我々は、いつからこんなにひ弱になってしまったのだろう…

襟元をつかまえて、がたがたと

後期の授業がはじまった。ここのところちょっと、うまく行っていなかった。若い人たちの授業評価もじりじりと下がっていた。当初の情熱はずいぶん落ちていた。どうするんだどうするんだ、と堂々巡りをしていた。この本を読んだ。そうか、「届く言葉」なんだ…

今夜のちからは

地域ってなんだろう、ずっーと堂々巡りばかりで、でもひとつ言えるのは、ようやく投げ出さなくなったこと、耐えられるようになったこと、 毎日早く帰って、ビールをのみながら、夕食を作って、その繰り返しが、ようやくかろうじて、地域で生き抜いていけるち…

生きていれば

とにかく、生きていれば http://www.youtube.com/watch?v=GLLc-1Pchf8&feature=related

the second waltz

「たたかうな、おどれ!」山田風太郎 「Dance! otherwise we are lost. 踊りなさい、自らを見失わないように!」ピナ・バウシュ http://www.youtube.com/watch?feature=endscreen&NR=1&v=IoS1_CRS5fA

秋だなぁ

カフェ・ドゥドゥにも秋が来た。秋の虫もざわざわと。

でももうすっかりおじいさん

ようやく、公園もおしゃれになってきたなぁ。ようやくようやくようやく。でももうすっかりおじいさん。でも生きている間にやって来てくれたのだから、それはうれしい。 http://www.spiral.co.jp/e_schedule/detail_247.html

いやぁ、いいなぁ、ラムだラム

「チャールズ・ラム伝」福原麟太郎著 講談社文芸文庫が届いた。 20年ほど前に、吉田健一さんが、「ラムがいいなぁ」とかなんとか書いているのをずーと覚えていて、今頃遅すぎるのではあるが、「どんな人になろうか」などと考える事が近頃多いものだから、…

大工さんのスケッチ

大工さんのスケッチが、いいな、行かなくちゃだ! http://www.momat.go.jp/momat60/studiomumbai/

行かなくちゃだ

こんなひとたちがいたんだ、行かなくちゃだ http://www.toto.co.jp/gallerma/ex120712/index.htm

一日の終わりがちがうなぁ

長い間、畳に布団を敷いて寝ていた、すこし前から、ベッドに寝るようになった、なんだか一日の終わりがちがうなぁと思っていた、今日ようやく分かった、麿赤児とピナ・バウシュのちがいかな

ただただ花の名を羅列し

「岩波文庫・漱石日記」読了。最晩年をどんな風に書くだろうと思っていた。ロンドンなんて、と発奮し、修善寺での闘病生活を吐露し、明治天皇崩御の報のあり方に正論を述べ、鏡子夫人をしかり、そして大正五年十二月九日、四十九歳十か月で死去するちょうど…

本職に力めているのだから不愉快のことなし

この十年ほど、ボランティアという世界にも身を置いて来た。でも最近とっても息苦しい。しごとが愉快だ。漱石さんの言う所の本職が楽しい。いつの間に逆転してしまったのだろう。「自分は本職に力めているのだから不愉快のことなし」そうだよそうなんだよ。…

ここから何を

多摩ニュータウンでは、管理上の理由や台風のためにたくさんの木が伐られている。それぞれに事情があるだろう。この夏そんな木々の多くが「萌芽更新」「循環・再生」のメッセージを私たちに発している。わたしたちは受け取るのだろう?

いつか世界中の人々が

今夜のEテレ、スーパー・プレゼンテーションは、eric whitacre、かつてpop starを夢見た田舎の青年。世界58カ国、2051人のまだ見ぬ人々の声をネット上で集めて、自ら作曲した sleep をみんなで歌った。いつか世界中の人々が一緒に歌う事が出来るという…